「コインを獲得すると嬉しい」ドイツの学生が開発した言葉を理解し感情も表現するAI搭載のマリオが話題に
ドイツにあるテュービンゲン 大学の学生が開発した、行動から学習し言葉を理解して受け答えまでする人工知能を搭載したマリオが凄いと話題になっている、仕組みについては完全に専門外で詳しくは説明できないので実際にその機能の一部を動画のスクリーンショットを使ってご説明します。
このAIマリオは「待機する」「歩く」「ジャンプする」など基本の行動の組み合わせをプログラムによって制御、更に学習し次の行動を予測して敵を回避・攻撃、障害物を乗り越えたりするように作られている、上図はほんの一部で実際はこのツリーが無数に繋がったものがマリオの行動の指標となっているようだ。
更にこのAIマリオには『感情』を司るプログラムがインプットされており、例えばコインを獲得することで『嬉しい』といって感情がマリオに芽生えるといった仕組みだ。
例えばマリオに「クリボーについて何を知ってる?」と質問すると
「クリボーはジャンプして踏みつけると倒せるよ」と答えるが、これはマリオ自身の行動から学習したり、こちらから教えたりすることで蓄積される「知識」だという。
マリオがステージをクリアする鍵はこういった行動や対話による『学習』がキーとなっているようだ。
その他にもこのように複雑な形をしたステージで且つスターを獲得することができる場合は上の簡単なルートではなくスターのある下の道を選択し
更に三角飛びでスターを獲得することを予測し学習することができるようだ。
こういった機能が実際にゲームに応用されだすと更にゲームの世界が奥深いものへと進化するのではないかと心躍るものがある、例えばモンスターハンターのアイルーと会話・学習しながら自分だけんパートナーを作るといったようなことも近い将来に実現するかもしれない?