【動画】イソップ童話の『カラスの水差し』を応用した実験を難無くこなす超賢いカラスが話題
イソップ童話に『カラスの水差し』というお話があるのをご存知だろうか、ストーリーはこうだ。
あるところに喉がカラカラに渇いたカラスがいました。 カラスが水を探していると一つの水差しを見つけました。 やっと水が飲めると思い水差しにクチバシを入れてみたものの水まで届きません。 あの手この手を試してみましたがどうやっても水を飲むことができません、カラスは更に考えました。 カラスは石を沢山集めて水差しに入れました。 すると水差しの水かさが増し、カラスは水を飲むことができました。 |
といったお話で、『諦めずに工夫して頑張れば報われるよ』といった教訓を得ることができるわけですが、この『カラスの水差し』でカラスが行った『石を入れて水かさを増やして水を飲む』という行動を実際にカラスに行わさせ、更にそれよりも難易度の高い試験を行った場合、カラスがどういう反応を示すのかを実験した映像が話題になっている。
カラスの知能が高いということはなんとなく知っていたももの、それが一体どれほどのものなのか知っている人は少ないはず、今日はその実験の一部を見てみましょう。
最初は『水』と『砂』の区別から
用意されたのは
- 水と餌の入った筒
- 砂と餌の入った筒
- 石ころ
の3つで、石を入れて水増しする基本はもちろんのこと、水と砂の性質を区別しているかを試す実験です、いきなり応用編に近い難易度ですがカラスは無事に餌をGETできるのだろうか?
しばし考えこむカラス、左が水で・・・右が砂・・・うーん。
こっちだ!と言わんばかりに水に石を入れて水増しするカラス、イソップ童話の話は本当で、更にそれよりも賢いことが照明されました。
そしてこの後いくつか応用実験が続くのですが、僕が驚いたのはこちら
どっちが効率的な考える実験
この実験ではどちらも水と餌が入った筒ですが、左右で筒の太さが違います、更には水増し用の石も少し小さな錘に変更されており、太い方に入れてしまうと時間が掛かるようになっているわけです。
これを見たカラスは最初は太い方に錘を入れていくのですが、途中で「ん?これは効率が悪いな?」と気付き・・・
なんと途中で細い方にチェンジするのです、これによりカラスは効率を考えて行動できるということが証明されたことになります、カラスはかなり知能指数が高い生き物だったのです。
他にも『カラスの水差し』を応用した様々な実験が試されており、どれも驚かされるものばかり。
というわけでその様子は是非動画でご覧ください。