油田火災を消火する為に”あるもの”を組み合わせて作られた戦車『Big Wind』の最終兵器感が凄い!
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油田において最も恐ろしい事故は『油田火災』であり、ひとたび発生すればその消火は困難を極め、油田のみならず環境まで破壊してしまいます。その為、一秒でも早い消火が必要となるわけですがこれがなかなか難しい、そこで開発されたのがこの『Big Wind』という装置です。
土台となる戦車の上に乗った奇妙な形のもの、何だかわかりますか?実はこれソ連のミグ設計局が開発した戦闘機『MiG-21(ミグ21型戦闘機)』、通称”Fishbed(フィッシュベッド)”に搭載されていたジェットエンジンなんです、横に映っている作業員との大きさの差からお分かり頂けるかと思いますがとんでもなく大きい・・・まさに最終兵器って感じがしますよね。
通常のホースで4つで四方から散水しても全く消える様子のない炎も『Big Wind』にかかれば・・・
「ファイヤー!!」って消火だからファイヤー!じゃないけどファイヤー!ともの凄い勢いで水を放出する『Big Wind』
すると僅か数秒で火は鎮火、これが最終兵器の実力か・・・!
ちなみに操縦するコントローラーはなんかちょっとダサかったりします、作業員の制服はウルトラ警備隊みたいでカッコイイんですけどねw
というわけで実際の消火作業の様子は動画でどうぞ!