「通話掛け放題プラン」に変更したら得する人・損する人はどんな人か調べてみたよ
docomoは6月から、ソフトバンクは7月から、auは8月から開始される今話題の「通話掛け放題プラン」・・・これって、結局どうなの??得するの?損するの?って気になる方、結構多いと思います。
今日は今のプランから変更した方が良いのかどうか、見ていきたいと思います。
実はどのキャリアも料金設定は同じ
普通なら各社の料金プラン比較ということになるのですが、この3社、なぜか料金プラン同じになっています。
(大人の事情でしょうが、競争原理が働いていないような・・・)
なので、今回はキャリアを移動するかどうかの判断はしなくてもよく、同じキャリア内での料金プランの変更をするかどうかについて考えてみようと思います。
まずは料金プランの比較
まずは、基本プラン。
各社ネーミングは違いますがほぼ同じことを言っております。
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この2つは3社とも同じです。
違うのはパケット定額料金で、
各キャリアのパケット定額料金比較
docomo | au | SoftBank | |
2GB | 3500円 | 3500円 | 3500円 |
3GB | 無し | 4200円 | 無し |
5GB | 5000円 | 5000円 | 5000円 |
8GB | 無し | 6800円 | 無し |
10GB | 9500円 | 8000円 | 8000円 |
13GB | 無し | 9800円 | 無し |
15GB | 12500円 | 無し | 12500円 |
20GB | 16000円 | 無し | 16000円 |
30GB | 22500円 | 無し | 22500円 |
※注意 価格はすべて税抜。
こんな感じになっており、docomoとSoftBankは同じですが、auだけちょっと違う体系になっておりますね。
auのみ分類が細かく10GBのとこが安いです。
※現在はSoftBankもauと同じ価格に変更になりました。
でもdocomoとSoftBankは家族同士でパケット容量を分け合えるプランもあるので、そちらを考慮して15GB以上のプランもあると思われます。
(auはデータギフトという形で12月から提供予定)
今回は他の割引サービスや家族同士の分け合えるプランを考慮せずに計算していきます。
(そこまで個人の使用状況に左右されすぎるので)
今現在スマホのほとんどの方が、基本934円 ネット接続料300円 パケット定額料5200円(7GB)のプランだと思います。
(SoftBankの例。端末代、通話料は考慮せず)
税込6948円になります。
ここに通話料が掛かってくるということですね。
新しい掛け放題プランは、基本2700円 ネット接続料300円 パケット定額料5000円(5GB)のプランで、税込8640円となります。
しかし通話料は掛け放題なので、これ以上掛かることはありません。
(パケット容量オーバーは除く)
新しいプランに変えると、約1700円ほど高くなる計算で、パケット容量も2GB少なく、もし、今現在の通話料が1700円以上無い人は完全に損することになります。
またデータ使用量が7GBスレスレの方は、逆に8GBや10GBのプランに変更しないといけなくなり高くなります。
結論として
「通話掛け放題プラン」に変更したら得する人
- 新しい料金プランに変更した方が良い方は、毎月の通話料が1700円以上掛かっている方で、毎月のデータ使用量が2GB以下、あるいは5GB以下の方。
- 特に通話料が毎月5000円とか10000円のとかの人は、間違いなく変更すべき。
- 通話料が1700円以上で、データ使用量がもともと7GB制限を超えている方
最後のパターンは少し月額は上がりますが、データ使用量が8GBとか10GB使えるので、容量オーバーによる速度制限にならなく、快適にネットを使用することが出来るようになります。
「通話掛け放題プラン」に変更したら損する人
- 通話料が毎月1700円未満で毎月のデータ使用量が7GBスレスレの人
この場合は間違いなく変更してはダメです、高くなってしまいます。
今後は
今回の各社の料金プランは、通話料収入がこれからはあまり見込めないので、データ通信量で稼ぐやり方にシフトしてきています。
今現在の自分の通話、通信の使用状況を把握して、プランを選んでくださいね!