【動画】手話が使えるゴリラ「ココ」がペットの子猫「ボール」の死を受け入れた瞬間
世界で初めて手話で会話をしたことで有名なローランドゴリラの「ココ」とそのペットである子猫の「ボール」がお別れした日のお話。
ココとボールの出会いはこうだ
ある日、飼育係であるパターソン博士がココに絵本を読み聞かせていたところ、その中に登場する猫をココが気に入り誕生日に猫をおねだりした。
そしてパターソン博士はココの誕生日に猫のぬいぐるみを贈るのだが、ココはそれを気に入らない様子。
考えた結果、実験も兼ねてココに本物の子猫をプレゼントすることとなり、そこでココとボールは出会ったとのこと。
ココはボールを大層可愛がり我が子のように育て幸せな生活を送っていたのだが、ある日ボールは交通事故で死んでしまう。
その事実を博士から手話で伝えられたココは「Bad・・・Sad・・・Cry・・・」と悲しみを手話で表現し、涙を流して泣いた。
後にココに「死」について尋ねた時のやりとりがある
ムー:念を押しますよ、 このゴリラは生きているの、 それとも死んでいる?
ココ:死んでいる さようなら。
ムー:ゴリラは死ぬとき、どう感じるかしら? --しあわせ、かなしい、それとも怖い?
ココ:眠る。
ムー:ゴリラは死ぬと、どこにいくの?
ココ:苦労のない 穴に さようなら。
ムー:いつゴリラは死ぬの?
ココ:年とり 病気で。
これを見る限りゴリラも人間と同じような感覚で「死」という概念を認識していて、悲しみや虚無感を感じていることがわかりますが、人間に比べるともっと自然で、穏やかなことと感じているように感じます。
ココがボールの死を受け入れた瞬間の映像が残っているので是非動画でご覧ください。
ちなみにココはその後「タイガー」という別の子猫を与えられ、一緒に暮らしているとのことです。
参考